陽と月との間で―明日をのぞむ―

私の物語と私の考えたことを私なりの言葉で紡ぎます。

苦しい

本当に辛くて、辛くて。

 

ここ数日、結愛ちゃんの最期の様子が裁判で明らかになってきている。

 

子どもは親を憎めない。憎めないんだよ。

 

私は大人になって、たくさん勉強して、それでも親のしたことを「怒り」「憎む」ことが出来るようになるまでは何年もかかったんだよ。

 

小さい子どもにとって、親はただ大好きな人であり、大切な人であり、愛する人なんだよ。「憎む」なんて回路、持ってないんだよ。

 

それだけに切ないね。最期の最期まで笑顔を見せようとした結愛ちゃんが、昔の自分とかぶる。

 

私はたまたま偶然生きていられたけれど、いつ結愛ちゃんと同じ側に回ってもおかしくなかった。生きていても、ずっとこの苦しみと闘っているけれど、それでも生きていることが今は素直に嬉しいし、幸せだと思う。

 

とにかく苦しい。辛い。冷や汗が出て、息が出来なくなる。でも、結愛ちゃんはもっと辛かったろうな。

 

天国があるならば、そこでたくさん美味しいものを食べて、たくさん遊んで欲しいよ。